1970年5月に発行された、聖心女子大学の広報紙『聖心キャンパス』創刊号です。当時、大阪で開催されていた日本万国博覧会(大阪万博)で、会場スタッフとして活躍していた9人の卒業生の座談会が掲載されています。全体では65人の聖心女子大学卒業生が働いていました。
聖心女子大学で学んだことでプラスになったことは何か?という質問に対しては、語学(英語)や人づきあいのよさ(例えば、目上の人に対するマナー)が挙がっています。また、外から見ると聖心生には「聖心調」(特徴)があるらしいとして、「よくいえば忍耐づよくて、忠実」という発言もあり、当時の聖心女子大学の社会的なイメージもうかがわれます。この記事は、クニハウスに展示されています。
